【CRWD】CRWD STRIKEは、サイバーセキュリティをクラウド上で提供しているアメリカの企業です。
今までのセキュリティーは端末ごとにセキュリティソフトをインストールする必要性がありました。しかしIoTが普及するに従い従来型のセキュリティーだと限界がある。そんな問題を解決するために登場したのがCRWDSTRIKEです。
2019年にIPOでナスダック上場してから好決算を連発している超有望株ですが金利上昇懸念や、アフターコロナへと投資家たちの投資対象がグロース株からバリュー株へとシフトしている昨今まだまだグロース株への不安が残ります。
有望グロース株の【CRWD】クラウドストライクの今後は?まだまだ成長するのか?
企業情報や間近の決算をみて今後を考えて行きたいと思います。
【CRWD】CRWD STRIKE企業情報
CrowdStrike Holdings, Inc. 日本サイト
設立:2011年 |
創業者:George Kurt, Dmitri Alperovich |
本社:米国カルフォルニア州サニーベール |
製品サービス:セキュリティ |
従業員:1683名 |
市場:NASDQ:CRWD |
セクター:情報技術 Technology |
企業分析をする上でのポイントなどは銘柄ごとや短期、長期などの投資期間によって変わってくると思いますが、私が重要視するポイントの一つにCEOがあります。
【CRWD】CRWD STRIKE、CEO
クラウドストライクのCEOはGeorge Kurt(ジョージ・カーツ)といサイバーセキュリティで有名なマカフィーにてCTOまで務めたエンジニアです。
マカフィー時代から従来型のサイバーセキュリティ方法に限界を感じ、現在のクラウド型エンドポイントセキュリティを実現するべく同僚と一緒にクラウドストライクを立ち上げたそうです。
【CRWD】CRWD STRIKEが提供するサービス
クラウド型エンドポイントセキュリティを提供しています。
従来のセキュリティーソフトは端末ごとにインストールしてセキュリティをしていました。
IoTが主流になりつつある現在、あらゆる物がネットに繋がる社会です。自動車、家、家電、スマホ、等々。これらすべての端末を従来のサイバーセキュリティで護ろうとしても限界があるのは素人の僕でもわかります。
在宅勤務やフリータンスなど様々な業務形態が増えてきている中でそれらすべての端末をセキュリティ管理をする事は不可能です。自宅のパソコンから顧客情報の流失などニュースでも耳にしますよね
そのような問題を解決するためにクラウド上でセキュリティを提供しエンドポイントセキュリティを実現するサービス。それこそがCRWD STRIKEの使命でありサービスです。
僕が投資をするうえで最低限知っておきたい企業情報は企業の属する国とCEOそしてサービスの優位性です。
【CRWD】CRWD STRIKの企業情報とサービスの概要をつかんだところで直近の決算を確認していきたいと思います。
【CRWD】CRWD STRIK 決算確認
決算を確認するにあたりどこを見れば好いか分からないという方もいると思います。ましてやアメリカ株の決算難しいですよね。
銘柄ごとに見るポイントがありますし業態によっても違ってきます。クラウドストライクはSaaS銘柄、そしてグロース銘柄です。押さえておきたい決算のポイントは第一に売上高推移です。
それでは見ていきましょう。
【CRWD】CRWD STRIKの売上高推移
決算期 | 2019/01 | 2020/01 | 2021/01 | 2022/01(予想) |
売上高 | 249,824k | 481,413k | 874,438k | 1,322,680k |
成長率 | 110.37% | 92.70% | 81.63% | 51.26% |
三年の平均成長率は94%ぐらいでしょうかかなりのスピードで成長しています。
10バーガーの条件としてよく売上高推移が倍々で増えていくとありますが、少し足りませんね。
今期予想も前年比で51%予想になっていて成長力の鈍化が見受けられますが、ここまで急成長をした企業ですし十分投資価値はあるとおもいます。
また21年のQ4にて新たに追加されたARRという項目がありこちらも投資判断するうえで重要な指標となりえます。
【CRWD】CRWD STRIKのARR(Annual Recurring Revenue)とは
あまり聞いたことのないARRですがAnnual年次 Recurring繰り返しRevenue売上(収入)の頭文字をとっています
毎年定期的に得られる収入ということですのでサブスクリプション銘柄SaaS銘柄の判断材料としてとても重要になります。
IPO間もないグロース銘柄の多くは利益が上がりにくいという特徴があるのでEPSをみるよりARRが重要で、SaaS銘柄を判断するうえでPSRより重要になってくると思います。今後の決算を見るうえでARR注目したいと思います。
決算期 | 2019/01 | 2020/01 | 2021/1 |
ARR推移 | 313,000k | 600,000k | 1,050,000k |
前年比成長率 | 55% | 47% | 75% |
新規と継続顧客とのトータルARRですが、継続率も高く新規顧客も増えていることがうかがえます。
既存の顧客として大手企業の名前が目立つところが注目するべきポイントかもしれません。
かなり投資対象として優良かつ魅力的に感じます。
では次にチャートで判断してみます。
【CRWD】CRWD STRIKチャートで買い時を探る
2021年6月6日現在のチャートです
IPOからの株の推移は右肩上がりでとても綺麗なチャートでしたが3月ごろより横に推移している。
アフターコロナへの資金移動や金利上昇懸念など地合いがグロース株にとって決して良いとは言えませんが、いま買うリスクは高い印象を受けます。
もう少し拡大したチャートで見ていきたいと思います。
先ほどのチャートを拡大したものですが日足で表示しています。投資判断をするうえで自分の投資基準、短期や長期、スキャルピングなどでチャートの足は変更しますが全体の流れを判断するうえで日足をよく利用しています。
$227に強い上値抵抗線があります。最高値前も幾度も227で抑えられています。
下値は切り上げながらすいいしています。
チャート上にひいてる下値のラインは決算時の外値を基準として2つ目の矢印の場所で引いています。ちゃんとしたラインの引き方ではありませんが、外れ値と反発の多い場所でラインを引くと納まりが良いことが多々あり3つ目の矢印でもしっかり反発しています。
チャートで見る限り方向は下です。
チャート上の緑のラインは100日線で赤が200日です。移動平均線は2線とも上昇傾向にありますが先端が少し下向きになっています。
上値が重い展開なのでダブルトップを形成したのち下値ラインを突き破る可能性が強い気がします。
逆に下値の指示線で反発した場合変則的なHead&shoulder、トリプルボトムになり上値を突き破る期待が持てます。
僕は一つ目の矢印のあたりで打診買いをしていますが、買い増しするなら2パタンです
一つ目は下値の支持線に触って反発するようなら買い増し。損切は反発後すぐ下値ラインを割るようならです。200日線が近づいているのでラインを割るなら200日も割りそうです。
二つ目は上値抵抗線を抜けたら購入。
以上2点が僕が買い増しをするならというポイントですが現時点でチャートが良くないので様子見をするのが無難かなと考えています。買うなら安値で買いたいですよね。
長期的にみても急いで買う必要もなくラインまで引き付ける事でリスクが減ります。逆に上値ラインを抜けるようなら買いのタイミングかもしれません。
ということでまとめます。
まとめ
【CRWD】CRWD STRIKについて購入検討をしている方へ少しでも役立てばと思い書きましたが。あくまでも投資は自己判断自己責任でとお決まりの文句ですがよろしくお願いします。
クラウドストライクは将来的にとても有望だと考えています。ただ10バーガーを狙えるかというと疑問がのこります。ただ今後も成長していくだけのポテンシャルは秘めていると考えていますので投資対象としてはとても優秀です。
IoT社会においてエンドポイントセキュリティの必要性は今後も高まると予想できます。すべてがネットに繋がっている時代、また今後来るだろう自動運転やスマートホームどれをとってもネットに繋がっています。
その中で個人レベルでサイバーセキュリティ対策をするのは不可能です。そこに目を向けたCEOのジョージ・カーツはまさに社会問題の解決に取り組む企業を作ったとおもいます。とても重要な使命を持っている業種ですので、今後も競合他社が台頭してくることが予想できるが現時点でCRWD STRIKの右に出る企業はない気がします。
ただ決算もよく好決算が続く中でチャートが崩れ始めことてる。この事実をしっかりと受け止めてまとめた場合、すぐ買うより引き付けて買いたいと思います。下がることなく上へ抜けた場合も買い時と言えるので引き付けるです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。読者様の投資ライフが明るいことを祈りつつ投資ライフを楽しんでいきます!