米国市場は今後も成長し続けるのか?【3つの注意点】【米国株ETF】

現状を見る限り『GAFAM+T』(他の呼び方あった気がする)の成長継続がキーポイントで追従する企業も出てくる可能性は高。

結論

アメリカ市場や経済がこのまま成長し続ける可能性は高い。

しかしそれと同じくらい株価が下がる可能性もある!

という事で

注意したい3つのポイント

  • 中国やインドなどアジア諸国の台頭 
  • 為替相場の変動
  • アウトサイド・インからインサイド・アウト

投資を始めてまもない方や投資を始めようとしてる方は今後の投資へ役に立つ情報です

米国株、米国ETFは上がり続ける可能性は高い

冒頭で伝えた様に、今後も米国株は上がり続ける可能性は高いと考えています。ただしGAFAM+Tが成長を続ける事と脅かす存在が米国から現れたらという条件があります。

GAFAM+Fというのは言わずと知れた、Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft+Teslaと名だたる企業の頭文字を取った呼び名です。

今現在の状況を踏まえると、GAFAM+Tの成長を強く信じたい。Tesla社はベンチャー企業でありながら、時価総額でトヨタを超えた。民間企業でありながら宇宙開発に乗り出した。しかもロケット打ち上げ成功という実績を作ってしまった。

Google、Amazon、Facebookしかり、今まで行っていたビジネスの枠を超え常に進化し続けてきた。自動運転や仮想通貨アメリカ企業ならではなのかスケールがでかい。

以上を踏まえれば、今後もアメリカ経済は成長し株価も上がり続けると考えられるが、だからこそ経済成長が止まり株価も下がる事を頭に入れて米国投資をする必要がある

このGAFAM+Tの成長がどこまでも続くかもしこの企業に割って入る企業が他国の企業だった場合米国市場に与えるダメージは大きいと感じています。

 

3つの注意点【1】中国やインド、アジア諸国の台頭

中国やインド、アジア諸国台頭がアメリカ経済にとって一番怖いと考えています。特に中国に対する経済制裁や政権批判などからアメリカが中国を警戒してるのがみて取れます

◆中国やインドの成長性

提供元 グローバルノート世界の人口 国別ランキング

上の表は、各国人口ランキングですが、1位中国14億人、2位インド13億人、3位アメリカ億人と圧倒的に中国、インドが人口が多い。

2019年の世界人口は77億人なので中国、インドで世界人口の35%を占めている。対してアメリカは4%ほどしかない

この人口差でアメリカが経済大国1位と言うのはいかに凄いかわかる

 

 

提供元 Google 中国GDPで検索

GDPの比較チャートですがインドも同時に表示出来ればよかったですが出来ませんでした。中国GDPとGoogle先生でググって下さい。

GDPとは簡単に説明します

国内総生産の数値で、国内で生産された物やサービスの付加価値と位置づけされていています。国内で「どれだけある生産されたか」をあらわす数値と考えて貰えばわかりやすいかも。よく経済力を表す数字として使用されます。

アメリカの人口3.3億に対してGDPは20.54兆US$で一人当たりのGDPは6万US$

中国の人口14億に対してGDPは13.61兆USDで一人当たりのGDPは9千500US$

ちなみにインドの人口13億に対してGDPは2.7兆USDで一人当たりのGDPは2千US$

一見アメリカってやっぱスゲーと考えがちですが、人口が増えなければ国内消費が増えずGDPも増えない、そこでアメリカは移民政策を実施し人口増加を維持しているのに対し、中国、インドの人口は増加傾向にあり今後も増え続けることが予想できます。また一人当たりのGDPが低いことから経済発展の余地があると言う考えます。そしてここまでのGDPの開きは為替相場も関係してると思います。その話は後ほど

 

◆アジア諸国の台頭

アジア諸国の台頭の可能性として、マレーシア、シンガポールなど経済発展が著しい国です、また感染拡大の影響で他のアジアの国々へ企業が拠点を移しリスク分散をする事が考えられます、一部始まっている企業もあります。

 

◆まとめ 3つの注意点【1】中国やインド、アジア諸国の台頭

中国、インドは世界人口のやく35%を占めるのに対して国内生産量は著しく低い、IT分野でインドの数学力は世界に類をみない、また中国の技術開発力の高さや生産能力の高さは今回の感染拡大後の生産力でも凄さを感じた。

何か1つのきっかけで中国はアメリカを凌ぐ経済大国になりうるポテンシャルを秘めている。

政治的な転換期などもし民主化されたら、世界一の経済大国になる可能性大。そしてインドもIT関係や数学の教育に力を入れていて、アメリカIT企業で多くのインド人が活躍していてポテンシャルはある。

『特に中国が民主化されたり、指導者が代わり、透明性のある政治に変わった場合、爆発的に経済成長する可能性が強い』

そうなった場合アメリカの市場への投資資金は中国や他のアジアの国へ流れると考えられる。

それはアメリカにとって経済的にみて一番怖い国になる。それは現在の中国に対しての経済制裁や、企業の締め出しなど明らかに中国を警戒している政策をアメリカはしてる。

他のことも警戒してると思う

 

 

◆3つの注意点【2】為替相場の変動

次に為替変動リスクがある。アメリカ経済が10年、20年とこのまま成長し株価も上がり続けたとしてドルの価値は上がり続けるのか?と言う疑問が出てくる。

提供元 世界経済のネタ帳

◆為替変動によるリスク

表を見てのとうり長いスパンで見るとしっかり円高になっていく傾向が見て取れる

良くて横ばい、悪くて下げると言うぐらいのことだが「あがらないだろうな」と予想できる

もし万が一20年後に1$が100円から90円と言う為替相場で推移する事が普通になった場合ドル建てで購入した資産は10%ほど減ることになる。為替リスクを考えて投資する事が必要になってくる

◆その他の為替相場に対するリスク

あくまで米国株やETFへの投資を考える上で、その他のリスクであるが米国がドル安にしたいから。他国の通貨に対してドルを弱くしたい。上の表でもわかる通りドルの価値が下がったと言うより政策によって下げている印象を受ける。ここを詳しく後日、記事にします。

◆まとめ 3つの注意点【2】為替相場の変動

アメリカのみならず外国通貨建ての投資をする場合必ず為替相場を考慮しなくてはならない

株価が10%上がったとしても為替変動により1ドル90円になれば相殺されてしまう。

将来的にもドル価値が下がる傾向にあるとチャートから予想できる。

また今回の暴落により数兆ドルを発行したことによりドルの価値が下がると考える事ができる。また政策により下げて来る事も考慮するべき。

 

3つの注意点【3】アウトサイ・ドインとインサイ・ドアウト

株式投資をする上でも米国株へ投資する上でもここが一番大切です。

◆アウトサイド ・インと言う行動とは

外部的要因により意思決定をする外からの情報(アウトサイド)を自分意思(イン)と思い行動してしまう

行動力があることは大変良いことですが、いいと言われてすぐ行動をすると言うことは、他人の意思で意思決定をすることであり、避けるべきです。

実際行動に起こせない方が多い中で行動力があることは本当に素晴らしい。ですが視点を変えると考える事を放棄しまいがちになります。

例えばテレビ有名なタレントが紹介してたと言う理由で購入してしまう。

株式投資で言うとあの人が紹介してた銘柄だから安心やみんないいと言ってたから、銀行の人が良いと言っていたから購入した。と言うことありませんか?これが外部的要因により意志決定をしてしまうと言うことです。

ではどうするべきか?

 

◆インサイド・アウトへの行動へつなげる

自分の心で考えた後、行動する自分の中に入れ考える(インサイド)行動する(アウト)

取り込んだ情報をまず自分の中に取り込み、色々な情報や知識を使ってロジック的に考える。そして行動に移す。

と言うような事ですがなかな難しいです

重要なのはしっかりと自分の判断を持って決断する。決断した理由を聞かれた時に自分の考えで応えれられるようにする事

例 誰々が「この株良いよ」と言われた時、一度自分の中(インサイド)にしまうそして、本当に自分にとって良い銘柄なのかをしっかり考える。そして購入する。

常に意思決定権は自分にありその意思は他人に言われたから決めた意思であってはならない

 

◆まとめ 3つの注意点【3】インサイド・アウトへ

投資において他人の意思で行動してしまう事は、命取りにつながるので必ず外部情報をそのまま鵜呑みにせずに一度自分で考える事。

そして自分の考えで行動する事により、失敗は成功に繋げられる

自分の理由がある以上、反省できる事がある外部による意思決定だと反省できる余地がない。

外部による意思決定だとしても、行動を起こした後だと自分の意思決定だと錯覚しがちです

特に投資を始めてまもない方は外部の情報を鵜呑みにせず自分で調べて考えて決断をする癖をつけてください。

行動を起こした後でも構いませんしっかりと購入した理由を言えるようにしてください。

そしてその理由から外れてしまいそうな時、外れてしまった時が、株の処分をする時です。

 

 

まとめ

アメリカ市場や経済がこのまま成長し続ける可能性は高い。

しかしそれと同じくらい株価が下がる可能性もある!

 

注意したい3つのポイント

中国やインドなどアジア諸国の台頭  中国、インドやアジア諸国のポテンシャルは高く、中国の経済成長は著しい。政治的な要因で爆発的に伸びる可能性がある

 

為替相場の変動

為替相場の変動リスクは場合によっては投資利回りを吸収してしまう事もある。また今後を予想すると1ドル120円と上がっていくことよりも1ドル100円と下げ、100円〜90円を推移する可能性の方が高い

 

アウトサイド・インからインサイド・アウト 

外部的要因により意思決定をするのではなく、しっかりと自分で考え行動の理由を自分で説明できるようにする。そうする事で失敗した時も成長につながる。株式投資で言うなら買う理由ができれば、それが売る理由になり、大きな損失を出す前に撤退できる。

 

後書き

頑張って投資ライフ続けてください。特に最後のインサイド・アウトは人生でも役に立ちますし、何より「自分の行動は自分の意思で」本当に大切です!それでは

以上です

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